絵本と過ごす毎日

絵本大好き主婦が、おすすめ絵本の紹介とともに日々の出来事を綴るブログです。

怖い…という感情

こんにちは

 

読み聞かせをしてもらっていた当時、ある場面になると

怖くて目を伏せてしまうお話がありました。

 

それは、マーシャ・ブラウンさんの

三びきのやぎのがらがらどん』です。

今もとても人気のある絵本ですよね。

 

この本はノルウェーの昔話です。

北欧の絵本では度々 トロル が出てきますが、この本にも!

大人になった今見ると、なんてことのない絵に見えます。

が、当時はとっても恐ろしかったです。

それなのにこの絵本を好きだった理由は、

やぎの勇敢な姿を見たかったことと、

最後のぺージが与えてくれる安心感、そのギャップだったのかもしれません。

 

わざわざ絵本を読んで怖い思いをしなくてもいいじゃない?

と思いますよね。けれど、物語の中で「怖い」という感情を

味わうことは子どもにとって大事なことだと聞いたことがあります。

 

子どもって大人と違って物語の中にすっぽり

はいりこんでしまうんですよね。

だから、大人が想像する以上の感情移入で物語の世界を

楽しむのです。現実世界では味わえない経験も感情も

物語の中でなら味わうことができるのです。

 

だから、どの子も小さな時から 名作といわれる絵本 に

たくさん触れて親しんでほしいなぁと思うのです。

言葉

こんにちは

 

すてきな三にんぐみ

トミー・ウンゲラーさんのとても有名な絵本です。

 

この絵本もどろぼうののお話です。

物語のはじまりが、子ども心には気味悪く、

怖かったのを覚えています。

 

でも、終わりに近づくとホッとするんですよね~

題名の通り すてき なんです (#^^#)

なんだか不思議な世界で、この絵本もとても好きでした。

 

 

ところで、お話の途中

 「ある すみをながしたような よる」

という表現があります。

当時は意味が分からず、言葉のリズムを楽しみながら

なんとなくイメージして聞いていました。

 

小さなころは、分からない言葉も話の前後で想像したり、

言葉のリズムや流れを楽しみながら聞くことができます。

 

だから、必要以上に、大人が大人の目線で

 

 年齢に合わせた言葉の本

 年齢に合わせた話の長さ

 

に こだわらなくてもいいような気がします。

目安 くらいでいいのではないでしょうか。

 

お子さんの好きな本の中に、そっとお母さんの選んだ本を忍ばせて、

たくさんの作品に出会わせてあげてほしいと思います。

昔からある、たくさんの子に愛されてきた絵本は

やはり 力のある絵本 といってよいのだと思います。

 

絵本のくれる安心感

こんにちは。

 

前回お話しした『からすのぱんやさん』と再会した日、

実は別の絵本も購入しました。

 

同じく かこさとし さんの

『にんじんばたけのパピプペポ』です。

 

子どもたちの名前がユニークでかわいくて大好きな絵本でした。

かこさとし さんの絵本はとってもリズミカルです。

‟歌” が出てくるので、自分の子に読み聞かせる時は

リズムをつけてオリジナルソングにして楽しみました。

 

他に好きだったのは

『どろぼうがっこう』です。

 

どろぼうといっても、この本の中のどろぼうは

ちょっとぬけていて憎めないどろぼうなのです。

最後 あっ! と驚く展開で、その終わり方も好きでした。

 

絵本って、

終わりが分かっていても、

いや、分かっているからこそ、

何度読んでもおもしろいんでしょうね(^_^)

 

終わりが分かってる安心感があるからこそ、途中の

ドキドキ感をより楽しめるんじゃないかな~と思います。

 

お子さんがいつも同じ本を「読んで!」と持ってきたら

ぜひ読んであげてくださいね~♪

同じ本でも新しい発見がきっとあるのですから。

 

大好きなお母さんの声で、繰り返し大好きなお話を読んでもらった子は、

情緒の安定したたくましい子になることでしょう(^_^)

懐かしい記憶

こんにちは

 

なぜ私が絵本、そして読み聞かせを大切だと感じるようになったか、

その理由をお話ししますね。

 

……20代前半頃にさかのぼります(*‘∀‘)

 

当時は仕事やプライベートなことで悩んでいた時期でした。

そんなある日、書店の児童書コーナーを横切った時に

懐かしい表紙を見つけたのです!

それが かこさとし さんの

『からすのぱんやさん』 でした。

 

おおー、懐かしいーー!!!!と、自分で買う初めての

絵本となったわけです。

 

正直、、、内容は覚えてなかったんですよね~(#^^#)

でも、読み進めていくと大好きだったページにたどり着きました。

そして不思議と、読み聞かせしてもらっていた時の風景、匂いが

よみがえってきたのです。

なんだか懐かしくてとっても温かい気持ちになりました。

 

大好きだったページは いろんなパンが見開き

いっぱいに並んだページです。

「あー、まだめくらないでーーーー」と

心の中で叫んでいたことも思い出してきました。

 

絵本ってその時の感情も一緒に呼び起こすんだ!と

感じた瞬間でした。

 

…というわけで、大人になって悩んだり迷った時に、

懐かしい記憶ともに心をほっこり温かくしてくれるのが

 

読み聞かせの力

 

だと思うのです。

 

そして、その思い出が、私に明日への希望を与えてくれたのでした。

 

はじめまして

10才の男の子 & 8才の女の子 

2人の子育てブログです。

 

軽く…いや、しっかり反抗期(-_-;)でして…

思春期に片足突っ込んだ子どもたちですが、

寝る前の読み聞かせだけは続けています。

怒っていても読み聞かせになると優しい声が出るんですよ。

とっても癒しの時間です。

 

生まれてすぐ!いや、生まれる前からでも!

読み聞かせしておけばよかった~と思うくらい

まだまだ読んであげたい本がたくさんあります。

 

皆さんも読み聞かせしていますか?

まだの方は家事の手をちょこっと休めて

してみてくださいね。

ママがとっても忙しく大変なのは分かります。

けれど、子どもとじっくり過ごせる期間って

実はとっても短いんだなあと、

子どもが成長した今は感じるのです。

 

おすすめの絵本を紹介しながら、日々の出来事を

綴るブログにしたいと思っています。

ぜひ遊びに来てくださいね(^_-)-☆